📂 この記事のシリーズまとめ:音が鳴らない・通知が来ないまとめ(症状別の分岐表・親に電話で伝える一言)
「動画の音は大きいのに、電話の声が小さい」
「音量ボタンを押しても、着信音の大きさが変わらない」
「親のスマホの音量を最大にしたのに、LINEの通知音だけ鳴らない」
実はスマホの音量は1種類ではなく、「着信音・メディア・通話・アラーム」の4種類が別々に管理されています。これを知らないと、「音量を上げたはずなのに聞こえない」という迷宮にはまります。
私の父も「音量ボタンを最大にしたのに電話の声が聞こえない」と嘆いていましたが、原因は通話音量だけが最小になっていたことでした。
この記事では、スマホの4つの音量の違いと調整方法を、iPhone・Android別にわかりやすく解説します。
結論:スマホの音量は4種類。それぞれ別々に調整する
| 音量の種類 | 対象 | 調整タイミング |
|---|---|---|
| ① 着信音・通知音 | 電話の呼び出し音、LINE通知音 | ホーム画面で音量ボタン(設定による) |
| ② メディア音量 | 動画・音楽・ゲームの音 | 動画などの再生中に音量ボタン |
| ③ 通話音量 | 通話中の相手の声 | 通話中に音量ボタン |
| ④ アラーム音量 | 目覚ましの音 | 設定アプリから調整 |
音量ボタンは「その時に鳴っている音」を調整するのが基本ルール。だから通話中の声が小さいなら、通話しながら音量ボタンを押す必要があるのです。
- 「横の音量ボタンの「上」を押して、画面に出た棒が伸びるか見て」
- 「電話の声が小さいなら、通話中に音量「上」を押すと大きくなるよ」
- 「それでも小さいなら、設定の「サウンド」の中の着信音の棒を右にして」
そのまま読み上げられる言い回しです。親の画面を一緒に見ているつもりで、ゆっくり伝えてください。
iPhoneの音量調整方法
着信音・通知音の調整
- 「設定」→「サウンドと触覚」
- 「着信音と通知音」のスライダーを調整
⚠️ 重要:「ボタンで変更」がオフの場合、音量ボタンを押しても着信音量は変わりません(メディア音量だけが変わる)。シニアの親のiPhoneは「ボタンで変更」をオンにしておくと直感的に使えます。
メディア音量の調整
動画や音楽の再生中に、本体側面の音量ボタンで調整。または、コントロールセンター(画面右上から下にスワイプ)の音量スライダーでも調整できます。
通話音量の調整
通話中に音量ボタンを押すだけ。通話中にしか調整できないので、聞こえにくい時はその場でボタンを押しましょう。
アラーム音量の調整
「設定」→「サウンドと触覚」→「着信音と通知音」のスライダーがアラーム音量と連動しています。ヘルスケアの睡眠アラームを使っている場合は、ヘルスケアアプリ内で個別設定です。
Androidの音量調整方法
基本:音量ボタン+詳細メニュー
- 本体側面の音量ボタンを押す
- 画面に音量バーが表示される
- バーの下(または横)の「設定アイコン(歯車)や三点マーク」をタップ
- 「メディア」「通話」「着信音と通知」「アラーム」の4つのスライダーが個別表示される
- それぞれを好みの位置に調整
この「4スライダー画面」を覚えれば、Androidの音量問題はほぼ解決します。
設定アプリからまとめて調整
- 「設定」→「サウンドとバイブレーション」(機種により「音」)
- 各音量のスライダーを調整
シニアの親向け:おすすめ音量設定
親世代のスマホは、以下の設定にしておくと「聞こえない」トラブルが激減します。
- 着信音・通知音:最大〜8割(聞き逃し防止が最優先)
- 通話音量:最大(通話中に下げるのは簡単、上げ方がわからず困る方が問題)
- メディア音量:5〜7割(動画再生時にびっくりしない程度)
- アラーム:最大(服薬リマインダー等を確実に)
「音量を上げても聞こえない」時のチェックリスト
1. マナーモードになっていないか
音量設定が最大でも、マナーモード中は着信音が鳴りません。「マナーモード解除方法」で確認を。勝手にマナーモードになる場合は「こちらの記事」をどうぞ。
2. おやすみモード・集中モードが有効になっていないか
通知そのものが止められている状態。iPhoneはコントロールセンターの月マーク、Androidは「おやすみ時間モード」を確認。
3. Bluetoothイヤホンにつながっていないか
意外と多い盲点。音がBluetoothイヤホンやカーオーディオに飛んでいて、本体から鳴らないケース。設定→Bluetoothで接続状況を確認し、不要なら接続を切りましょう。
4. アプリ個別の通知音設定
LINEはアプリ内に独自の音量・通知設定があります。「LINE通知が来ない時の設定」を参照してください。
5. スピーカーの故障・目詰まり
スピーカー穴にほこりが詰まると音がこもります。乾いた歯ブラシで優しく掃除を。それでも直らなければ「着信音が鳴らない時の対処法」で総点検を。
聞こえの補助機能(シニアにおすすめ)
iPhone:「ヘッドフォン調整」と「補聴器機能」
「設定」→「アクセシビリティ」→「オーディオ/ビジュアル」で、音質を聞き取りやすく調整できます。AirPods使用時は会話ブースト機能も使えます。
Android:「音の増幅」機能
「設定」→「ユーザー補助」→「音声補助」系メニューに、周囲の音や通話音を増幅する機能があります(機種により名称が異なります)。
共通:通話の音声を聞き取りやすく
- スピーカーフォンを活用(ボタン一つで音量2倍感)
- 電話の相手にゆっくり話してもらう
- 補聴器対応スマホ(らくらくスマートフォン等)への買い替えも選択肢
親に教える時の3つのコツ
コツ1:「音の種類が4つある」ことから教える
いきなり操作を教えるより、「電話の音と動画の音は別なんだよ」という概念を先に伝えると、その後の説明がスッと入ります。
コツ2:「聞こえなかったらまず音量ボタンを押しながら通話」と教える
通話音量は通話中にしか変えられません。「電話が聞こえにくかったら、話しながら横のボタンの上を押す」と具体的な動作で教えましょう。
コツ3:Bluetoothの切り方も教えておく
「音が出ない」トラブルの隠れ主犯がBluetooth。コントロールセンター/クイック設定でBluetoothマークをタップして切る方法を教えておくと、自己解決できるようになります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 音量ボタンを押すとどの音量が変わるのですか?
A. 「その時鳴っている音」が対象です。何も再生していない時は、iPhoneは設定次第で着信音量またはメディア音量、Androidは基本メディア音量が変わります。
Q2. 着信音だけ大きく、動画は小さくできますか?
A. できます。着信音とメディア音量は独立しているので、それぞれ好みの音量に設定できます。
Q3. 夜だけ音量を自動で下げられますか?
A. iPhoneは「集中モード」、Androidは「おやすみ時間モード」のスケジュール機能で、夜間だけ通知音を止められます。
Q4. イヤホンを挿すと音量がリセットされます
A. 仕様です。イヤホン用の音量は本体スピーカーとは別に記憶されるため、それぞれの環境で一度調整すれば以後は記憶されます。
Q5. 音量ボタンが壊れて押せません
A. 設定アプリやコントロールセンターのスライダーで調整できます。iPhoneはAssistiveTouch、Androidはユーザー補助メニューで画面上に音量操作を出すことも可能です。
まとめ:4つの音量を理解すれば「聞こえない」は解決
【音量トラブル解決の手順】
- まず「どの音」が聞こえないのか特定(着信音?動画?通話?)
- その音を鳴らしながら音量ボタンで調整
- それでもダメならマナーモード・おやすみモード・Bluetoothを確認
- 親のスマホは着信音・通話音量を最大設定に
参考・公式情報
当サイトでは、他にも親世代のスマホサポートに役立つ記事を公開しています。
「スマホの着信音が鳴らない原因と対処法」や「マナーモード解除方法」もあわせてご覧ください。



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